レストランで恥をかかないためのテーブルマナー10選
レストランで食事をする際に、テーブルマナーを知らなくて恥ずかしい思いをしたくありませんよね?
そこで今回は、レストランで恥をかかないためのテーブルマナーをまとめました。大切なお食事を控えている方は参考にどうぞ。
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レストランで恥をかかないためのテーブルマナー10選
レディファースト
レストランでのマナーとして、原則レディファーストです。
- お店に入るとき
- 着席するとき
- 食事をするとき
など、全て女性から行うのがマナーとされています。
席へ行くときは、女性の後を男性が歩くようにしてください。
また、壁側の席や景色がよく見える席は女性にゆずり、女性が着席してから男性が着席します。
もしも、席まで案内人がいない場合は、男性が女性をエスコートしてくださいね。
ナプキンの使い方
ナプキンの使い方は、次の5つをおさえておきましょう。
- 広げるタイミングは料理やドリンクの注文後
- 半分に折り、折り目を手前にして膝の上に乗せる
- 席をはずすときは椅子の上に置く
- 口や手の汚れを拭うときは折り曲げた内側を使う
- 食後は適当にたたんでテーブルの右側に置く
食後にナプキンを綺麗に折りたたむと「満足できなかった」という意味になります。
また、持参したハンカチやティッシュを使うのは失礼にあたるので、注意してくださいね。
ナイフやフォークの使い方
コース料理の場合は、テーブルにズラッと並んでいるので、外側から順に使います。
また、アラカルトで注文する場合は、その料理に必要なナイフとフォークが運ばれてきます。
席をはずすときや、食べ終わったときの置き方は次のとおりです。
- 席をはずす:お皿の上にハの字にして置く
- 食べ終わり:お皿の右側に揃えて置く
もし間違えて使ってしまっても、その旨を伝えれば対応してくれるので安心してください。
万が一落としてしまった場合は、自分で拾わずにウェイターさんを呼んで拾ってもらうのもマナーです。
スープの飲み方
スープはすすらないようにし、音を立てずにいただきます。
スプーンの使い方は「手前から奥へすくう」と「奥から手前へすくう」の2パターンがありますが、どちらでも構いません。
スプーンですくえない量になったら、お皿を傾けてすくおうとせず残すのが美しいとされています。
カップに入っている場合は、そのまま口まで運んでも大丈夫です。
パンの食べ方
パンはひと口サイズにちぎって食べます。そのままかぶりつくのはNGです。
バターは適量をとり、ちぎった後のパンにつけてください。
メインディッシュの食べ方
メインディッシュは、肉、鶏肉、魚でそれぞれ少し異なります。
- 牛肉:左側をフォークで押さえながら、ひと口サイズに切ります。
- 鶏肉:肉と同じです。骨がついている場合は、骨と肉を切り分けてからひと口サイズに切ります。この際、骨はお皿の奥側に置きます。
- お魚:頭を押さえながら表の身をはずして食べます。表を食べ終えると、骨をはずして残りの身を食べます。
魚をひっくり返さすのはマナー違反になるので注意してくださいね。
エビなどの甲殻類が出てきた場合
エビなどの甲殻類は、フォークで押さえながら、ナイフで殻と身を引き剥がしてから食べます。
また、フィンガーボールが出てきた場合は手で食べても構わないという意味なので、手を使って食べてもOKです。
デザートの食べ方
ケーキなどのスイーツは、先端部分からひと口サイズに切って食べます。
メロンの場合は、皮と身の間に切り込みを入れて、ひと口サイズにカットしてから食べてください。
ワインの頼み方
ワインにあまり詳しくない方は、ソムリエに好みを伝えて選んでもらうのがベターです。
赤か白、フルボディかなどを伝えてください。好きなワインの銘柄があれば、それに似たものをとお願いするのもありです。
全く知らないのであれば、「料理に合ったものをお願いします」と伝えると間違いありませんよ。
また、どうしても価格が気になる方は、さりげなく予算を伝えてその中から選んでもらいましょう。
グラスをぶつけての乾杯はマナー違反なのでご注意を!
支払い方法は?
支払いはテーブルで行います。
ウェイターさんに「お会計をお願いします」と伝えると、伝票を持ってきてくれるので、現金かクレジットカードで清算してください。
現金の場合は、小銭を探す行為が美しくないとされるので、大きな金額で払いましょう。
女性がお手洗いに立ったときなどに、さりげなく済ませておくとベターです。
まとめ
この10項目をおさえておけば、とりあえず恥ずかしい思いをすることはないと思います。
テーブルマナーには細かい部分がたくさんあるので、より完璧を求めたい方は事前に勉強しておくことをおすすめします。